2024年度 NESヒューマンスキル研修
昨年度は『Withコロナに向けてコミュニケーションの輪を広げる
~ ニチワパークで楽しく話そう!! 楽しく学ぼう!! ~』
というテーマで研修を行いました。
アフターコロナに向けて、リモート会議やテレワークが緩和されてきた中、
どうしても取りづらかったコミュニケーションを活発にしようと試みた訳です。
今年度は更にそこから発展させて、「実践で役立てるコミュニケーションを」ということで以下のテーマにしました。
「社会人として求められるコミュニケーション」 ~1歩上のコミュニケーション~
ということで今年も年6回、ニチワメンバーとしてのコミュニケーション能力向上を目的として行います。
第1回 「責任感」 (2024年6月14日)
- 常本講師 「責任感:仕事や行動に対しての責任感」
- 今年度は毎回のテーマに乗っ取ってグループディスカッションを行い、出た意見に対して発表を行います。
- ディスカッション内容:責任感のある行動または責任感のある考え方とは?責任感の欠ける行動または責任感の欠ける考え方とは?
- 本年度テーマ、目的、取組み日程や要領など説明。
- テーマを元にそれぞれのチームで出た回答を発表しました。
- 発表に対しての質問が各メンバーから飛び交い、なぜその回答に至ったかの説明をそれぞれのメンバーが行い、自分に無い知識の習得に役立てました。
第2回 「協力とチームワーク」 (2024年7月12日)
- 常本講師 「協力とチームワーク:自分一人でなくチーム全体での貢献を」
- 第2回は実際に会議室に集まり、リアル研修で行われました。
- ディスカッション内容:チームワークを意識したプロジェクトの進め方とは?チームワークの欠けたプロジェクトの進め方とは?
- それぞれのチームで出た回答をホワイトボードに書き出し、それぞれ代表者が発表を行っていきました。
- リアル研修ならではだと思いますが、その場で様々な意見が飛び交い、新たな考え方の学びがある中で笑いもあり、終始和やかな研修となり、中でもチーム6の「やる気が統一される」という言葉が皆の印象に残りました。






第3回 「変化への柔軟性」 (2024年10月11日)
- 常本講師 「変化への柔軟性」
- 第3回は上記テーマに則ってグループディスカッションを行い、各々が導き出した意見を、各チームごとに発表し合いました。
- ディスカッション内容:常に変化しつづけるビジネス環境にどのように適応するか?新しい状況・課題に対して、どう対応していくのがあるべき姿なのか?
- 現場の働き方、人間性の在り方、IT業界のみに留まらない変化の事例など、
- 各チーム非常に特色のある意見が飛び交い、ディスカッションも白熱しました!!
第4回 「能力を優先するか 人柄を優先するか」
第5回 「QCDどれを優先すべきか」 (2024年12月13日)
- 常本講師 「能力を優先するか 人柄を優先するか」
- 第4・5回は、同日・同会場にて、リアル開催でディスカッション研修を実施しました。
- 第4回ディスカッション内容 : 能力が非常に優秀だけれども、人柄が良くない人材・人柄が非常に優秀だけれども、能力が良くない人材、果たしてどちらの人材を採用すべきか?
- 第5回ディスカッション内容 : アプリ作成のプロジェクトで、契約締結後に見積工数の甘さが発覚。プロジェクトを進めるにあたって、品質(Quality)を落とすか、費用(Cost)を削減するか、納期(Delivery)を伸ばすか、上記いずれかの決断が必要となった場合、どの方針を採択すべきか?
- それぞれのチームで出た回答をホワイトボードに書き出し、それぞれ代表者が発表を行っていきました。
- 「能力を優先するか 人柄を優先するか」では、『人柄を重視すべき』 というのが全般的な見解になりました。
- 「能力を育てることができるが、人柄・人格面を育てることはできないから」 という理由によるものです。
- 「QCDどれを優先すべきか」では、さらにディベートが白熱しました。
- まずは納期(Delivery)を伸ばして開発期間を確保し、クオリティを担保すべきだ。
- それではその場しのぎにしかならない!
- 納期を伸ばしたところで人件費(Cost)は継続して発生しつづけるのだから!!
- 受注した責任があるため、QCDいずれも落とさず、身銭を切ってでも対応すべきだ!
- いやいや、それは今後の取引が見込める大口顧客に対してのみ採るべき行動だ!!
- 身銭を切るとは言うが、それによって自身の給与が落ちる事には納得できるのか?
- 等々、現場担当者だけに留まらない、営業的/経営者的目線の意見が多く飛び交いました。