ニチワシステムの人材育成

創業以来「人間力の高いITエンジニアを送り出したい」との思いから、社員研修にこだわってきました。現在は新卒・キャリア採用問わずに、独自の研修システムNES(Nichiwa Education System)に基づいた研修を行っております。

独自の教育システム「NES」


ニチワシステムならではの研修

私たちは単に技術力だけを提供するITエンジニアではなく、社会人としての基礎力・人間力の高いITエンジニアを送り出したいと常に考えていました。

ニチワシステムの枠にとらわれず、志の高い人間になってほしい

「また会いたい」「また一緒に仕事をしたい」と思ってもらえる魅力の高い人は、会社の利益になる。それだけでも大きな財産であり、私たちはそういう人たちと働けることを重視しています。

そのような人材を育成するためにはどうすればよいかを考えた創業者・洪守八は、社外より人材育成・研修に長けた経験豊富なコンサルタント・谷口隆氏を招き、今でもニチワシステムの基礎研修である「根っこ作り研修」を行うようになりました。

さらに一歩進め、現在では社内の研修チーム主導で、社員がより成長できるよう新たな研修プログラムを生み出しています。これが「NES」(Nichiwa Education System)です。

新卒・キャリア採用を問わず、ニチワシステムの社員はこのシステムで研修を受け、社内外の業務に活かしています。

研修担当者からのメッセージ


NES総括 常本正

ヒューマンスキル研修では 人の土台となる「人間性」の育成を重要視しています。

根っこの部分である「人間性」が育つことで、 どの分野であっても活躍できる魅力的な人材になると考えており、 それこそが他の会社にはない、ニチワシステムのアイデンティティとなっています。


ニチワシステムの研修(個別の研修)


ヒューマンスキル研修

社外からもさまざまな分野の講師を招き、年間を通したテーマに基づいた研修を年6回行っています。

今までのヒューマンスキル研修(一部)
接客マナー
ほめ育
健康管理
社員行動指針
SDGs
コロナ禍での働き方

根っこ作り研修・考え方研修


エンジニアの成長を木の成長に置き換えた場合、 根っこが「基本的なヒューマンスキルや社会人としての教養・姿勢」、 幹は「考え方や行動」、枝は「分野・業界」の知識、 花や実は、その時々の時代に応じた「技術」を表しています。

木がたくましく、毎年自分自身で花を咲かせ、実をつけられるように、しっかりと根っこや幹を鍛え、どんな状況や時代においても、綺麗な花や良い実を成せるように、ヒューマンスキルを高める研修を全社員に行っております。

具体的には、先輩社員が経営理念や行動指針、その他研修課題を理解し、どのような内容や進め方であれば、社員がきちんと理解し行動出来るようになるかを考え、研修の「準備・案内」から「推進・実行」「アフターフォロー」までを自分達で試行錯誤して、研修を築き上げています。

これらを体系化した「根っこ作り研修」「考え方研修」は新卒採用・キャリア採用を問わず、入社した人が必ず受ける研修となっています。

根っこ作り研修の生みの親 谷口氏より


人材育成コンサルタント 谷口隆氏

根っこ作り研修を開始してから12年、延々と根っこ作りを行い続け、出向先の会社様から「ニチワのメンバーはよくできる」という評価の声を聞くことがあります。研修を運営しているメンバーにとっては最高のほめ言葉です。

モノはすぐに真似されるが、ノウハウの真似は難しくてなかなかできないと言われます。それが、ニチワの根っことして根付いている実感を感じます。地味な研修ですが、これからも続けていきたいと思います。

エッセイ「根っこ作り研修がどう生まれたか」を読む


新人研修


新卒採用では新人研修として、

  • ビジネス研修・根っこ作り研修(1週間)
  • 課題発表を有する基本技術研修(JAVA言語)
  • 実際の仕事を通じて学ぶOJT(On the Job Training)
  • その他の技術のeラーニング

などを数ヶ月にわたって受けるため、現場で必要なビジネスマナーや基本的な技術などを身につけてもらった後、安心して現場に出てもらえるようになっています。



Record

これまでの研修記録